プロペシアの効果を示すデータとして国内データで3年間の試験を行ったものがあります。薄毛の改善を調べたものとして頭頂部の薄毛には著明改善6.1%、中等度改善37.4%、軽度改善34.3%(合計77.8%の改善)。 前頭部の薄毛には著明改善2%、中等度改善32.3%、軽度改善37.4%(合計71.7%の改善)というデータがでています。またAGAの進行を食い止める効果として3年間で98%の患者のAGAの進行が止まったというデータもあります。
つまり、プロペシアだけ内服しつづけても7~8割の人は薄毛が改善し、ほぼ100%の人でAGAの進行が止まるという結果になります。 しかし注意しなくてはならないのが、プロペシアを内服するだけでとても効いたという人は一握りであったこと、特に額に関しては著明改善が2%であるという事実です。
プロペシア内服だけでは大多数のひとにとっては進行を食い止めることができても、現状維持をする程度と認識した方が良いのかもしれません。内服期間に関しては、長く続けるほど、改善効果が高いという結果もでています。 またプロペシアの有効成分である、フィナステリドは悪玉男性ホルモンのデヒドロテストステロン(DHT)生成を抑えるので、頭皮の油っぽさがなくなるばかりか、顔の皮脂も減少し、顔面のべたつきが解消したという報告もあります。これはAGA治療以外での効果です。