包茎のお悩みＱ＆Ａ

包茎のお悩みは男性だけのお悩みではない場合があります。特にお子様の包茎で悩んでいる親御さん（お母さん）からのお悩みも頂くことがあります。こちらでは、子供の包茎についてのお悩みをご紹介します。

子供が包茎なんですが、将来が心配です。

1児の母です。5歳の息子のことで悩んでおりご相談させて頂きます。
未だに包茎のままです。このまま放っておいて問題ないのでしょうか。
何かしてあげられることはあるのでしょうか。

ドクターからのコメント

お子様の事なので心配になりますね。
基本的には幼少時の包茎は病気ではないということを頭に入れてください。
出生時亀頭と包皮は密着しています。
その後、包皮と亀頭の間が少しずつ剥がれていき学童期には殆ど剥がれます。
それとともに包皮口が伸ばされて少しずつ亀頭が頭を出してきます。
その後、第2次性徴時にホルモンの影響で陰茎・亀頭が大きくなります。
そして絶えず亀頭が露出した状態となります。
ですから、5歳のお子様が包茎であることは何の心配もないことです。
しかし、次のような症状があるときは治療が必要となります。

①包皮と亀頭の間に細菌がたまり炎症を繰り返す。
②包皮口が極端に小さく進展性がないために放尿時におしっこが出にくく
包皮と亀頭の間に貯まってしまう。

治療法は、包皮口が硬いために起こるので、
ステロイドの軟膏を2回/日つけて包皮口をマッサージしてもらいます。
これによって8割弱の子が改善します。
しかしこれでも改善せずに包皮口が広がらない場合は手術が必要になります。

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