ワキガ・多汗症
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こちらでは、ガーデンクリニックメンズ外来のワキガ・多汗症治療についてご紹介しております。
ワキガ・多汗症とは
ワキの下に汗をかくと臭うワキガ。
自分でも気がつかないうちに、他人に迷惑をかけているんじゃないかと(特に夏になると)憂鬱になる人も多いのではないかと思います。
自分はワキガや多汗症なのかな?と疑問に思われた方は
セルフチェックから始めてみましょう。
- 汗をかきやすい
- 汗のにおいが気になる
- 家族にワキガ・多汗症体質の人がいる
- 服のワキの下部分に黄色いシミが付く
- ワキの下の皮膚の色が少し濃い
- ワキの下の毛が太い、または濃い
- 耳アカが湿っている
- 他人に臭いを指摘されたことがある
いかがでしたか?8つのうち2つ以上の人は要注意!!でも大丈夫。
体質だからなんてあきらめないでぜひ当院にご相談下さい。
ワキガ・多汗症の原因とは?
ワキガは腋臭症とも呼ばれ、「人の皮膚から発生する汗」が原因と言われています。
では、汗の臭いだけでワキガといえるのでしょうか?
臭いの気になる人と気にならない人の違いは、いったい何なのでしょうか?
ワキガの原因は「人の皮膚から発生する汗」です
汗をかく量が多く、それにより脇が蒸れやすい状態になり、
さらにその状態によって皮膚に雑菌がたまりやすくなってしまう…
このようなサイクルが、ワキガのニオイを引き起こす原因と考えられます。
皮膚から発生する汗は2つの汗腺「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」から分泌されています。
では2つの汗腺にはどのような違いがあるのでしょうか?
それぞれの汗腺について解説していきましょう。
アポクリン汗腺とは?
ワキガの気になる臭いは主に「アポクリン汗腺」から分泌される汗で引き起こされます。
この「アポクリン汗腺」は、ワキの下・陰部・乳輪・耳の中などの限られた部分に分布しており、成分として脂肪やたんぱく質・鉄分・アンモニアなどを含んでいます。
この成分を含む汗が体外へ出る時に空気に触れ、皮膚表面の細菌に分解されることにより、気になる臭いの元を発生させるのです。
つまり「アポクリン汗腺」が発達しているとワキガ症を引き起こす可能性があるということなのです。
エクリン汗腺とは?
もう一つの汗腺…「エクリン汗腺」とは、全身の皮膚に分布しており、主な成分は水分と塩分です。
「アポクリン汗腺」もそうですが、汗腺は主に思春期に発達します。
汗腺の発達には個人差があり、この「エクリン汗腺」が人より発達していると、多汗症体質といえます。
「アポクリン汗腺」は匂いの元となる物質を含んでおりますが、「エクリン汗腺」の主な成分は水分と塩分なので、気になる程のニオイは発生しません。
ただ「エクリン汗腺」が発達していると、汗をかきやすく、脇が蒸れ皮膚に雑菌がたまりやすいことが考えられます。
つまり、清潔にしておかなければ、汗の分泌により雑菌と結びつき、気になるニオイを発生させる原因にもなりえるのです。
ワキガ・多汗症対策について
アポクリン腺の数は欧米人のほうが圧倒的に多いと言われています。
これに対して日本人はワキガ・多汗症が10%前後と少なくなります。
しかし、日本人のほうがワキガ・多汗症に敏感なようです。
これは文化の違いが根底にあると思われます。
欧米では、香水で自分の臭いを消すことが一般的であるのに対して、日本では香水が普及しているとまではいえません。
そのため日本では無臭であることが望まれるようです。
ワキガ・多汗症対策は、まず清潔にすること
簡単にできるワキガ・多汗症対策は、まず清潔にすることです。
1日1回お風呂やシャワーを浴びることは当然として、1から2時間おきに脇をふくことです。
清潔にすることによりワキガ・多汗症の原因である細菌の発生を抑える効果があります。
より一般的なワキガ・多汗症の原因は「制汗剤」の使用です。
2009年の制汗剤市場が230億円という報告があります。
どれくらい日本人がワキガ・多汗症を気にしているか如実に物語っています。
制汗剤は、比較的安価でスプレーや塗布するだけなので効果的です。
ですが、ワキガ・多汗症に対する効果の時間が限られているため1日に何回も使用する必要があります。
実際、制汗剤の効果が切れていないかいつも心配されているという方もいました。
ワキガ・多汗症手術のポイント
簡単にできるワキガ・多汗症の対策はいくつかありますが、根本治療をするためには手術となります。
ワキガ・多汗症の手術は多くのクリニックでいろいろな方法で行われているため、どのクリニックに相談にいったらいいのかわからないという方が多いと思います。
ワキガ・多汗症の手術のポイントをご紹介します。
ワキガ・多汗症の手術の効果がきちんと確認できること。
ワキガ・多汗症の手術を受ける目的は、ワキガの臭いと脇の汗の悩みを改善するためです。
ワキガ・多汗症の手術の目的はアポクリン腺の除去となります。
小さな傷から行う吸引法や超音波法、マイクロシェーバー法など通常行われている方法ではアポクリン腺がすべてとりきれているとは言い切れないでしょう。
根本的な治療となる方法はアポクリン腺を目で確認しながら行う方法となります。
ワキガ・多汗症の傷痕がきれいなこと。
ワキガ・多汗症の傷痕がきれいになることもポイントの一つです。
インターネットや掲示板で傷痕が汚いという口コミを見たことはありませんか?
これは切開した傷痕のことをいっているのではありません。
アポクリン腺を取り除いた脇の皮膚は手術後一時的に皮弁と言われる状態になります。
皮弁は皮下組織と離れた状態です。
この皮弁を再度、皮下組織とつけるために、ほとんどのワキガ・多汗症手術後、圧迫固定という包帯を巻くことになります。
この圧迫固定がうまくいかないと皮膚がさざ波をうったような状態でくっついてしまうことになります。
この皮膚の状態を見て「傷痕が汚い」と言われているのです。
ワキガ・多汗症の手術を受けるときに痛みが少ないこと
出来れば静脈麻酔で熟睡状態で手術を受けられるほうが楽です。
ワキガ・多汗症の手術を受けたあとのアフターケアがよいこと。
ワキガ・多汗症の手術を受けたあとでも長期間にわたって
アフターケアを受けられるクリニックがおススメです。
施術方法について
ワキガはもちろん病気ではありませんが、汗腺が発達していることによって、気になるニオイを発生させてしまうのです。
ワキガ・多汗症の治療のためにも、まずはご自身の汗腺の発達を把握するのが重要です。
当院で行っているワキガ・多汗症治療を紹介していきます。
切らないワキガ治療
切らないワキガ・多汗症治療は、ニオイや汗の元となる汗腺だけを効率的に破壊するワキガ・多汗症治療です。
ワキガのニオイの元となるアポクリン汗腺、汗の元となるエクリン汗腺、それぞれの汗腺は皮下組織の異なる深さに存在しています。
カートリッジに内蔵されている針が深さを変えながら
ワキの下全体に均等に熱を浸透させ、2つの汗腺を同時に破壊していきます。
ワキガ・多汗症のそれぞれのお悩みを同時に改善することが可能になりました。
ダウンタイムも少なく、施術時間もおよそ20分で治療することができます。
コンプリートトリートメント法
「コンプリートトリートメント法」とは、「シェービング法」と「直視下摘除法」を合わせた治療法で、3センチぐらい切開をして皮膚を反転させ、直視下にアポクリン腺やエクリン腺を取っていきます。
臭いの元を1つずつ目で確認しながら除去するため、再発の可能性を低減することができます。
傷はシワに沿って切りますので、傷跡はほとんど気にならなくなります
ダブルトリートメント法
わきの下に小さな傷をあけ、特殊な器具により、ワキガ・多汗症の原因である「アポクリン汗腺」と「エクリン汗腺」を吸引し、さらにシェーバーによって残りの汗腺も取り除くのが、この「ダブルトリートメント法」です。
ワキガ・多汗症の原因の全てを除去できるわけではありませんが、ワキガ・多汗症の程度によっては、この「ダブルトリートメント法」でも治療効果が見込めます。
「コンプリートトリートメント法」と比較すると、患者様への負担も少なく傷もほとんど残らないため、ガーデンクリニックメンズ外来では、まずこの「ダブルトリートメント法」をオススメしています!
ボトックス法
「ボトックス法」は多汗症の方の為の治療法です。
多汗症とワキガは別のものになりますので、「ボトックス法」でワキガが治ることはありません。
ボトックスという安全性が確認されているボツリヌス菌の毒素をワキの皮膚に注入することで、汗腺を支配している神経に働きかけ、汗の分泌量を減らします。
治療時間は5分程度で、傷跡も残りにくく普段通りの生活をお送りいただけます。
ただし、効果は3~4ヶ月程度ですので繰り返し治療が必要となります。
臭いの程度が軽く、夏場などの期間のみ汗の量を減らしたい方におすすめです。